100 Thievesとは?
NALCS新規参入チーム紹介 Part2ということで、本記事では100 Thievesを紹介していく。
画像:100 Thievesのロゴ
おそらくこの記事をみているほとんどの人が100 Thieves(以下100T)という名前を初めて耳にしたことだろう。実は100TはNALCS参入前はアパレルブランドだった。ではなぜそんなチームがLoLに参入できたのかというとオーナーのNadeshotの影響である。
Nadeshot
Nadeshotは前記事で紹介済のOpTic Gamingに所属していた非常に有名で人気のあるプロCoDプレイヤーだった。2010年からOpTicでのキャリアをスタートし、数々のタイトルを獲得してきた。しかしCall of Duty Championship 2015でOpTicが7位という成績に終わったのち突然引退を表明し話題になった。引退した理由は、「勝つというより負けないためにプレイしていた。そのことがチームの足を引っ張ていると感じた。」と下の動画で語っている。
引退後しばらくはOpTic所属のままストリーマーをしていたが2016年に脱退し、新たに100 ThievesというCoDチームを立ち上げた。しかしこの挑戦はCall of Duty World Leagueで最下位に沈んだことにより終わりを告げ、アパレルブランドとして再起することになった。
画像:ストアで売られているフード。盗賊という漢字にセンスを感じる。
資金面
NALCSに参入するためには資金面も考慮される。そこで今回の100Tの参入に投資した人物が、NBAチームCleaveland CavaliersオーナーのDan Gilbertである。彼はミシガンで最も裕福な人であり、数百万ドルを100Tに投資した。これだけの投資を受けたNadeshotはそのことを動画で発表しており、その重圧と緊張が表情を見ただけで伝わってくる。
来シーズンのロースター
そんな新チーム100Tの公式発表されたロースターがこちらである。
Top: Ssumday
Jungle: Meteos
Mid: Ryu
ADC:
Support: Aphromoo
来シーズンを迎えるうえで如何にファンを手に入れられるかが重要になってくる。そういった点では人気プレイヤーのMeteosとAphromooの加入、さらにはNadeshot自身のYoutuber登録者が約300万人もいることは非常に大きい。
25歳の若さでNALCSチームのオーナーとなったNadeshotが、その重圧を跳ね除け100Tを常勝チームにすることを期待しよう。